猫背を直したい

恥ずかしい

ひねり揚げでワキガに対する気付きを得た。

数ヵ月前に、カルディコーヒーでクミンペッパー味だというひねり揚げを買った。
その時はスパイスをふんだんに用いたカレーのテレビ番組を見た後だったか、このスパイスを用いたお菓子が大変美味しそうに見えたので思わず衝動買いしてしまった。

これである。

*もへじ 昔ながらのひねり揚げ クミンペッパー味 85g【賞味期限:2016/10/20】 | カルディコーヒーファーム 公式オンラインショップ
http://kaldi-online.com/item/4571347774382.html






月日が経ち、私が日常的にお菓子を食べないせいで一昨日賞味期限が切れたので、やっと昨日開封した。

開封した瞬間、嗅覚が鋭敏に察知した。
このお菓子、ワキガである。

どういうワキガかというと、私が通勤で利用している公共交通機関でたまに鉢合わせる、万年同じジャケットと帽子と鞄を着用した知的障害を持つ剛毛で色黒のインド人的な男性そのもののようなワキガである。
タイプとしては、鉛筆の芯タイプと腐った玉ねぎタイプをかけあわせてじっくりねっとり熟成させたようなワキガである。

一度では食べきれないので、昨日から何回かに分けて食べている。開封する度にワキガである。
開封する度にあのインド人的な男性の顔が浮かぶ。ひねり揚げ一つ一つにインド人の顔が浮かぶ。袋から躍り出るインド人達。楽しそうである。




今日はどうにかして完食してしまおうと、昨日作ったトマトスープの中に投入してみた。
ひねり揚げ自体のワキガ感はほんの少しなくなり、なんとか苦痛が軽減されたものの、せっかくのトマトスープが軽度のワキガになってしまった。
ワキガの人の衣類にはニオイが染み付くと言うが、なるほどこういうことかと理解した。

また、一口目ではワキガインド人を口に入れている最低の気分にしかなれないが、二口目以降からはひとつ食べる毎に段々とワキガ感が減少し、普通のひねり揚げの味を感じることができるようになってくることに気が付いた。私はふと、修学旅行で行った沖縄で聞いた戦時体験の「視覚と聴覚は中々慣れることができないが、嗅覚はすぐに慣れる。あの時の防空壕は酷い臭いで満ちていたが、じきに慣れた」というオババのエピソードを思い出した(大変申し訳ございません)。

つまり、ワキガのニオイは慣れることができるのではないか。だからこそワキガの人々の中にはワキガを放置する人もおり、伴侶がいる人もおり、友達がたくさんいる人もいるのではないか。

ということをこのクミンペッパー味のひねり揚げで気付きを得ることができたのであった。
私ももしかすると、優しい皆のお陰で気付いていないだけで、実はワキガなのかもしれない。

~完~