猫背を直したい

恥ずかしい

電車に落書きしまくる鉄オタクと公共の場で模型を解放する鉄オタクの差異について

※この記事では気動車や新幹線や貨物列車や路面電車等々、鉄道や軌道的な何かを走るあらゆるそういうものを「電車」と呼称しますので、よろしくお願い致します。





ツイッターで鉄オタクをフォローしていると、それらの鉄オタクによって
①大衆に叩かれるべきと考えるキモ鉄オタクの行為を晒しあげるツイート
②大衆に良い意味でのキチガイさを称賛されるべきと考えるキモ鉄オタクの行為を拡散するツイート
が、時折流れてくる。


簡単に、二つの事例を列挙してみる。

【①の例】
・電車に落書きができる幼児や地元民向けのイベントで、内輪ネタやキモオタクネタを書き込むキモ鉄オタク
・さよならする電車や臨時的な電車の窓から体を乗り出したり、罵詈雑言を書いたプレートを飛び出させたりして、撮り鉄オタクを煽るキモ鉄オタク
・さよならする電車や臨時的な電車の窓に、外に見えるよう二次元萌え美少女のポスターやタオルを貼り付けるキモ鉄オタク
・撮影地(電車を素晴らしい構図で撮影することができる場所。人気の撮影地では珍しい電車が走る日にはそれはもう沢山の三脚や脚立が立ち並び、場所の取り合いになるらしい)での場所取りで、「この場所は場所取り済み。この紙を剥がしたらどうなっても知らないぞ」という旨の文章を書いたA4の紙を数日前から地面にガムテープで貼り付けるキモ鉄オタク。キモ鉄オタク本人はどこにも姿が見えない。

【②の例】
・電車の中で、イベントや模型屋で購入した模型を取りだし、テーブルや窓枠に乗せてガタンゴトンと遊ぶキモ鉄オタク
・一般人(キモオタク用語で、オタクでない人の意)も行き来する公共に設置された机の上で、鉄道模型の箱を1メートルほど積み上げたり、公共の場にて鉄オタクネタで大声で盛り上がりまくりウェイウェイ騒いだりするキモ鉄オタク
撮り鉄(電車を撮ること)するために、ポジショニングする場所や写真に写り込んでしまう邪魔な草を鎌で刈り取るキモ鉄オタク
・二次元萌え美少女のTシャツを公共の場で着用するキモ鉄オタク



今回は普段私がフォローしている鉄オタク達の反応に倣ってとりあえず仕分けしてみた。

①と②で幾つかの行為を示してみたが、その鉄オタクが所属する各仲良しグループ毎に何をディスって何を称賛するのかは少しずつ違っているようだ。
個人個人を見ていると、ディスりたいけど仲良しグループの一人が称賛しているので声を大にしてディスれない、なんていう女子高生みたいな事例も時折見かける。

しかし、キモい風体をしているものの鉄オタクではない私は思う。どちらも気持ち悪い。
確かに①の方が世間様により迷惑かけてるんかな~う~ん、なんて少し悩む余地が無くもないかもしれないが、目くそ鼻くそである。②が目くそで①が鼻くそかな、という感じである。
目くそは乾燥すればなんとかなりそうな気がするが、鼻くそは乾燥してもきつい。つらい。




鉄オタクはよく、鉄オタク、特に撮影時にマナーが悪い撮り鉄オタクへの苦言を定期的に呟き、仲良しグループで会議体のようなものを構築する独特の文化がある。他のオタクジャンルでも似たような事が時々起こるが、鉄道ジャンルほど高頻度に苦言を呈しているジャンルは無いのではないかと思っている。
苦言を呈する相手は違うコミュニティに属しているため、中々結論は届かないと思うのだが、結構な頻度で同じような苦言を呈している。
マナーが悪い鉄オタクになぜ直接苦言を呈さないのかというと、そういう最悪な鉄オタクには日本語が通じないからだと私は推測している。また、そういう最悪な鉄オタクは沢山の仲間を抱えているため、下手につつくとスパム報告されまくって自分のアカウントが凍結してしまう可能性もあるのだ。









唐突だが、私は気持ち悪い。
見た目も気持ち悪いが、挙動も気持ち悪い。喋ろうとすると吃り、自意識過剰に口を隠して喋り、人間と中々目を合わせられない。
かつての私は二次元萌え美少女キモオタクで、そういうグッヅを買い集め、ヤフーオークションに張り付き、画集を購入し、下手な絵を量産し、萌えソングを聞きまくっていた。
最近は、録画したアニメをただ視聴するだけの、グッヅも買わず経済すら回さないただただ気持ち悪いだけの人に成り果てているものの、とりあえずオタク活動をやめてみても身に付いた気持ち悪さは取れない。

鉄オタクはどうだ。例外も少なからずいるが、ほぼ全員気持ち悪い。
特に私は、気持ち悪い自分と普段から濃密に接しているせいで、人の些細なオタク的な気持ち悪い部分にも敏感に反応してしまう。
オタクはどうしても気持ち悪さが滲み出てしまう生き物なのだ。



気持ち悪い者は、気持ち悪いなら気持ち悪いなりに謙虚に行動すべきだ。
「一般人」がいる解放空間でウェイウェイ騒ぐべきではない。ホームで座り込むべきではない。電車の中でミニチュアの電車をガタンゴトーンするべきではないのだ。

一昔前のオタクは虐げられ、暗がりで生きていたらしい。
現代ではオタク文化も「サブカルチャー」として、以前と比べかなり受け入れられてきている。
だからと言って、気持ち悪い者が清らかな光の世界で大手を振って歩いて良いわけではない。オタク・サンクチュアリから出た場所では、ウェイウェイしてはいけないのだ。







先日も、野生の鉄オタクが電車のホームの端に張り付いていた。

実は自分自身以外の気持ち悪い存在がとびきり大好きだという歪んだ嗜好を持ち合わせている私は、ワクワクドキドキしながら鉄オタクを眺めた。
以前と比べ、身なりに気を付けているのか、お母さんのファッションレベルがアップしているのか、ほんの少しだけ小綺麗になった鉄オタクが増えているように感じる。

これからも末永くとびきり気持ち悪い存在であり続け、私にその姿を見せて欲しいものだ、なんて矛盾した気持ちをもう片方の腕に抱え、気持ち悪い私は電車に乗り込んだ。